2012-05-21更新

最先端の技術と配慮

東京・港区の旧国鉄汐留貨物駅跡地、建設機械がうなりを上げ、地響きをたてながら、超高 層ビルが天に向かって伸びていく。 三一ヘクタールに及ぶ東京都区画整理事業では、三菱地所、三井不動産、住友不動産などの 企業グループによる四七階建ての分譲マンションが建設中だった。 そのHPで「二○○年住宅のために最先端の技術と配慮がぎっしり詰まっている」とうたう からには、まさか三○年や四○年で老朽化することはあるまいが...・・・・ 年間八万戸の新築マンション供給が続く首都圏では、湾岸エリアに高層住宅が林立している。 政府は現状を「平面過密・立体過疎」と受けとめ、塩漬けになった土地の流動化を図る高層化 策を打ち出した。都市再生特別区を創設し、五兆円の民間資金の投入を誘う。 デフレ、不景気といわれながら、ディベロッパーたちは、もう土地を遊ばせておくわけには いかないと、摩天楼のようなビル建設で最後の勝負に出たのである。 では、首都圏で建ち続けている超高層マンションに外断熱は適応できるのだろうか。

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